伝わるスライド、伝わらないスライドの特徴5選興味がある方はこちら

【デザイン基礎】これだけは知っておきたいスライド色の3原則と効果的に使う方法4選

こんにちは!理学療法士のあひるです

今回はスライドデザインの中でも、特に重要な「色の使い方」についてお伝えできたらと思います

あなたはスライドを作っているときに、こんな疑問や悩みが生じたことありませんか?

  • 自分のスライドの、ここ(強調したい部分)って何色にしよう…
  • なんか(全体的に)見えにくいんだよな…
  • みんなは色をどんな風に決めてるんだろう…

少なくとも私は、こんな風に悩んでいました

また、あなたがもし以下のようなことをしてしまっているのであれば非常にまずいです…

  • とりあえず色を使って目立たせる
  • スライド内の雰囲気で色を決めている
  • 重要なところは「赤」で強調している

私は学会発表、研修会講師などで多数発表を行ってきましたが、今まではちゃんと意識出来てなかったな…と反省しています

今回の記事ではこんなことがわかります

  • スライド色をきれいにまとめる3つの原則
  • 配色を決める際の重要なポイント
  • 特徴や割合を意識した、効果的な色の使い方

今回の内容を理解することで、今までの配色からワンランク上のスライドを作ることができます

本記事の結論
  • 色の数は出来るだけ少なくし、ルールを設けて統一感を出そう
  • 同じ色に頼るのではなく、色の特性を理解したうえで利用しよう

それではさっそく行きましょう!

目次

これだけは知っておきたい、スライドをきれいにまとめる色の3原則

色は簡単に変えることができる分、使い方によってはスライドの印象を大きく悪くしてしまいます

まずはこちらのスライドをご覧ください

色鮮やかですが、カラフル過ぎて目がチカチカしますね…

わざと大げさにしましたが、使い方次第で印象もだいぶ変わることがわかったかと思います

つまり逆にいえば、ほんの少し使い方のルールを定めるだけで、スライドをみやすく、伝えやすいものにすることができるのです

スライド色をきれいにまとめる原則は以下の3つです

  • 色の数はできるだけ少なくする
  • 色の使い方を統一する
  • 色の特性を利用する

これを意識して、以下のようなスライドにしてみました

シンプルでわかりやすく、すっきりした印象ですね

重要な箇所も明確になりました

色の数が多いとごちゃごちゃした印象を与え、何が大切なのか情報の重要度がわかりづらくなります

色の使い方に関してはルールを決めることで整った印象を与え、統一感を出すことができるため、心がけてみましょう

色の特性に関しては後述しますが、「重要な情報=赤色」というのは過去の記憶です

内容に応じて色の特性を利用すると、ワンランク上のスライドを作ることができます

Point
  • 色数はなるべく絞った方がいい
  • 「見出し」「重要な言葉」などの配色ルールを決めよう

主に使う3つの基本色を決めると、全体的に統一感が生まれる

配色を決めるというと、センスや個人差があるように感じてしまいませんか?

ひよこちゃん

私はそんなセンスなんて無いよ…

あひるくん

安心してください。実はセンスに頼らず決める方法があります

それは、

主に使う3つの基本色を決める

ということです

ではその3つとは何か?

  • ベースカラー
  • メインカラー
  • アクセントカラー

この3つです

ベースカラー

これは背景と文字の色のことで、白地に黒文字が基本です

詳細は次章の「色を効果的に使う方法4選」でお伝えします

メインカラー

これは「テーマとなる色」のことです

スライド全体の主体となる色で

  • 見出し
  • ボックス
  • 強調したい箇所

などで使用します

アクセントカラー

最後は「アクセントに使う色」を決めます

メインカラーと差をつけて目立たせることで、重要な箇所に注目させたい際に使用します

メインカラーと補色関係になる色を使うことで効果的に注目させることができます

補色とは色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことを指します

こちらが色相環です

https://www.ac-illust.com/

もしかしたら美術の授業などでみたことがあるかも知れませんね

この色の輪から選ぶことで、適切な補色(正反対に位置する色)を選択することができます

今回はこんな感じに選んでみました

メインカラーは暗めの色(紫、青、緑)、アクセントカラーは明るめの色(赤、橙、黄)で選ぶと、間違いありません

Point
  • ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの基本色を決めよう
  • アクセントカラーは色相環を意識して補色関係になる色から選ぼう

ただ、毎回色を変えるのは大変ですよね…

こんな時は「スライドマスター」を使うと簡単に色を設定することができます

スライドマスターの使い方に関しては別記事でご紹介しますね

スライドで色を効果的に使う方法4選

配色だけじゃなく、色の割合も意識しよう

色を決めて一安心、とはいきません

使う割合も気にしないと見づらいスライドになってしまいます

こちらのスライドをご覧ください

アクセントカラーの割合が多すぎて、もはやメインカラーのようですね…

どれが重要なのかもわからず、見栄えも悪くなってしまいます

色の割合は諸説ありますが、以下の割合を意識してみましょう

  • ベースカラー:70%
  • メインカラー:25%
  • アクセントカラー:5%

実際のスライドはこんな感じです

あくまでも目安で感覚的な数値ですが、この割合に沿って作成することでバランスが良い印象に仕上がります

でも…

ひよこちゃん

数値の割合ってわかりにくい…

あひるくん

それならこんな感じにしてみましょう

  • メインカラー:まぁまぁ大事なところ
  • アクセントカラー:一番大事なところ

アクセントカラーのボリュームが増えると、アクセントではなくなってしまうため注意が必要です

3色以上使いたい場合の注意点
  • 単純に色を増やすとごちゃごちゃしてしまう
  • 基本の3色の濃淡を変えた色を使うことがおススメ

有彩色や同じような濃淡色の組み合わせは、文字が読みづらくなるので注意しよう

スライドを作成する際たくさんの色を選ぶことができるので、つい凝った色の組み合わせにしてしまうかもしれません

しかし色の組み合わせによっては、文字が見づらくなってしまいます

こちらのスライドをみてみましょう

とっても見えにくいですね…

基本的に有彩色同士は、ケンカしてしまうため組み合わせるのは難しいんです

また暗めの色(例えば青と黒)は、文字がはっきり見えなくなってしまい相性が良くありません

そこで以下の点を意識してみましょう

  • 暗い色 ⇔ 薄い色
  • 薄い色 ⇔ 暗い色

さらに文字色は無彩色(白か黒)を選ぶこで、コントラストをつけて見やすいスライドにすることができます

そうするとこんなスライドになりました

パット見で文字が飛び込んでくる、みやすいスライドになりましたね

  • 背景が濃い場合 ⇒ 白文字
  • 背景が薄い場合 ⇒ 黒文字

にすることで視認性をグッと高めることが出来ました

Point
  • 基本色の割合を意識しよう
  • 背景と文字色はコントラストをつけ、文字色は必ず白か黒を選ぼう

また文字に関してはフォントによっても読み手の印象が変わります

色の特性を使ってスライドを効果的に演出しよう

こちらは色使いの応用編です

必要な場面のみ制限を取っ払って色の特性を効果的に使っていくと、ワンランク上のスライドを作ることができます

色から連想される特性(イメージ)によって、内容をより直観的に理解しやすくなります

こちらは多くの人が思い浮かべる色のイメージです

これを利用して、以下のスライドを作ってみました

温度や正誤、または性別などによって色をつけることで、間接的にイメージが伝わります

見た目の良い配色と色の効果の両方を組み合わせることで、より効果的なスライドを作ることができるのです

少し背景をくすませること、目にやさしいスライドにできる

ベースカラーでの説明で、『文字色は黒、背景は白が基本』とお伝えしました

実際、そうされている方も多いと思います

しかし実は、「真っ白」も「真っ黒」も、スライド資料では決してベストではないんです

こちらのスライドをご覧ください

悪くないような気もしますが、スマホやPC、実際のスクリーンではコントラストが強くて背景がまぶしく感じるかも知れません

なので背景をこんな風にくすませてみました

いかがでしょうか?

文字の見やすさをキープしたまま、穏やかな印象になってのではないでしょうか

背景、文字、見出し部分の色がなじんでまとまりがよく見えます

さらにはデザイン的にもセンス良く見えやすいため、おススメです

もし今まで意識していなかったのであれば、ぜひ次から参考にしてみてください

Point
  • 色の特徴やイメージを効果的に使おう
  • あえてくすませることで、目にやさしいコントラストを演出できる

スライドデザインにおける色の原則と効果的に使う方法のまとめ

今回はスライドデザインでとても重要な、「色の使い方」についてお伝えしました

今回の記事の要約
  • 使用する色はなるべく絞って、配色ルールを決める
  • 基本色であるベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを決める
  • アクセントカラーは色相環を意識して補色関係になる色から選ぶ
  • 配色の割合はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%を心がける
  • 色の特性に合わせて適切な組み合わせを選ぶ
  • スライドの背景を少しくすませて、和らかなコントラストを意識する

今回の内容を意識するだけで、あなたの素晴らしい内容をさらにわかりやすく伝えることができます

少しでもお役に立てたら、大変嬉しいです

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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